Intel第13世代・14世代で発生した不可逆的なCPUの破壊という結果をもたらす不具合では、酷く手間を掛けさせられたうちの一人だ。2023年11月にAMDのCPUが故障したことをきっかけに、14世代のIntel CPUを使い始めた。そこから2024年の6月に原因不明の不具合によってこの問題と初対面し、そこから完全な解決まで4ヶ月、3回の新品交換対応に見舞われることになる。時系列からつまり、マイクロコード0x12Bを初回起動から適用したCPUでなければ100%の確率で問題が発生していた。
完全解決となるはずだった修正から7ヶ月の時を経てまた新しいマイクロコードがリリースされるとは思ってもみなかったが、今回マザーボードメーカーの対応から6日目の今日、BIOSをアップデートした。0x12B適用からは特にCPUが破壊するような挙動は観測していなかったが、これによりもう暫く延命されることを期待したい。